暮らしのガイド
防犯・防災について

防犯対策

外出時には、玄関はもちろん、バルコニー側の窓や小窓にもしっかり鍵をかけましょう。泥棒は屋上からロープや雨樋などを利用して侵入することもあり、2階より上の階だからといって安心はできません。

夜遅くまでバルコニーに洗濯物がぶら下がっていると、留守を知らせているようなものです。帰宅が遅くなる時は、洗濯物を取り込んでからお出かけください。

長時間不在にする際は新聞や牛乳などがボックス内にたまらないよう、一時配送停止の連絡をしておいてください。

外出する時は、鍵を管理員や隣人に預けたりせず、自分自身で管理してください。また鍵に住所・氏名・部屋番号などの札をつけるのも自ら盗難を招くようなものです。

1本でも鍵を紛失した場合、シリンダー(錠本体)を交換するのが得策です。当社に相談してください。

オートロックがあるからといって、インターホンが鳴ってもすぐドアを開けず、ドアスコープで確認してください。見知らぬ人の場合はドアガードをしたまま応対してください。来訪者に対して失礼なことはありません。

夜間、女性がエレベーターを使用する時は操作ボタンの前に立ち、いつでも降りられるようにして下さい。また、各階停止で自分の降りる階を知らせないなどの注意が必要です。

見知らぬ人が用事があるふりをして、オートロックが開いた時に居住者と一緒に中に入り、犯罪を起こすおそれがあります。充分注意してください。

訪問販売についてのご注意

管理会社や家主(オーナー)様の名前をかたって多種多様な物品及び、取付工事などを売りつける悪質な訪問販売が横行しています。当社では点検・工事等する場合は事前に通知をさせていただきますし、高額な請求をその場ですることはありませんので下記の例を参考にして頂くと共にくれぐれも注意してください。不審に思った場合は当社に問合せして下さい。

悪質な訪問販売の例

■ディスポーザー(流し台・排水口) ■スプリンクラー(台所天井) ■消火器

■浄水器 ■シロアリ・ダニ駆除 ■ハウスクリーニング

■換気扇フィルター ■ホルムアルデヒド対策(シックハウス症候群対策)

火災

室内での防火対策

出火原因の第1位は調理中のコンロです。調理中に電話やインターホンが鳴ったり、ほんのちょっと火から離れる時でも、コンロの火は必ず消しましょう。天ぷら鍋などからの出火は、水に浸したバスタオルやシーツで覆うと消化が可能です。

1本のタバコが大きな災害へと繋がります。タバコの始末は確実に行ってください。また、寝タバコはもっとも危険なのでやめましょう。

電気コードを重いテーブルなどで踏みつけて断線(ショート)してしまったり、たこ足配線などで加熱したりしますと、発火の原因にもなりますので注意しましょう。

太陽とレンズ(水入りペットボトル・金魚鉢・虫かごなど)の作用で火災を引き起こすことがあります。置き場所に注意しましょう。

石油ストーブの使用は賃貸借契約において、禁止事項とされています。その他の暖房機器の利用をお願いします。

共用部での防火対策

バルコニーや廊下、階段、専用庭は、火災などの緊急時には避難経路となります。新聞紙・ゴミ・ベビーカー・自転車・タイヤ・物置などは絶対に置かないでください。避難の妨げや類焼・放火の原因にもなり、大きな被害につながる恐れがあります。万一、置かれている場合は撤去させていただく場合もございますので、ご注意ください。

火災保険への加入

ご入居者の皆様へは、借家人賠償および個人賠償が補償されている火災保険への加入をお願いしております。加入されていない入居者様がいらっしゃいましたら、一度当社へご連絡をおねがいします。

地震

日常の備え

家具を固定する

家具の転倒を防ぐため、転倒防止器具などを利用して固定します。取付け位置によっては天井や壁を破損するおそれがありますので、固定方法にも注意が必要です。

家具や棚の上は整理整頓

ガラス製品や重い物など落下して危険なものは、極力置かないようにしましょう。

避難通路の確保

バルコニー・廊下などに避難の障害になりそうなものは、日頃から置かないようにしてください。

避難場所の確認

家族全員で避難場所を確認、連絡方法などについても話し合っておきましょう。

断水に備えて

浴槽に水をためておくと、いざという時、大変貴重な生活用水となります。

ただし、結露防止のために必ずフタをしてください。

非常持出品の準備

飲料水・食料は最低3日分。救急医薬品・懐中電灯・ローソク・ラジオ・予備の電池・毛布・ビニールシート(大)・厚手のポリ袋・ライター・卓上コンロとボンベ・軍手・チリ紙。貴重品としては、通帳・印鑑・保険証・権利書・現金など。

また家族の状況によって、粉ミルクや常備薬など、必要なものをリストアップしてすぐに持ち出せるよう備蓄しておきましょう。

台風

日常の備え

バルコニーの排水口のゴミを掃除してください。豪雨の際、排水口が詰まると水があふれ、室内に浸水したり、階下に漏水することがあります。

植木鉢や物干し竿など風で飛ばされるおそれのあるものは、しっかり固定するか室内に取り込んでおきましょう。

窓をしっかり閉め、鍵をかけ、さらに窓枠下に雑巾などで詰めものをして、雨の吹き込みを防ぎましょう。

窓ガラスにガムテープなどを張り、飛来物によるガラスの飛散に備えましょう。

換気口のフタを閉じ、外側にはガムテープなどで一時的に目張りをしてください。

停電に備えて、携帯用ラジオ・懐中電灯・電池・ローソクなどを準備してください。

ピット式機械駐車の場合、事前に車を安全な場所に移動しておいてください。

垂れさがった電線は、危険ですから近寄らず、自分で処理しようとせず、電力会社へ連絡してください。

身近な事故

転落・落下事故の防止

賃貸住宅で日常的に遭遇する事故には、落下や、衝突、はさまれたりといった事故などがあります。

特に階層が高い物件は、、転落や落下物による事故に十分な注意が必要です。

バルコニー・階段・廊下・窓の周辺などには、三輪車やビールのケース、おもちゃ箱など踏み台になるようなものを置かないことはもちろん、日頃から注意し、お子さまから目を離さないようにしてください。

廊下、階段などの手摺りは通常時の安全を考慮した高さ(床から1,100mm程度)で設置されています。この高さを乗り越えて屋上や屋根などに出ることまでは想定していません。居住者全員で子供たちを危険な遊びから守りましょう。

廊下・階段室に設置されている消火器は、火災の時以外勝手に動かさないでください。

いたずらによる落下などにより、死亡事故につながることもあります。

漏水事故の防止

漏水の原因には、給排水設備の不具合と、居住者の不注意などによるものが考えられます。

万一、階下に漏水させた場合には迷惑をかけるだけでなく、当然のこととして天井・壁・畳などの補修費や、衣類・家具などの損害賠償も発生することがあります。

保険会社などに任せきりにせず、誠意ある対応が必要です。

便器

紙おむつ・ティッシュペーパー・生理用品などは詰まりの原因になります。

万一、詰まらせてしまったら、あわてて水を流しあふれさせないよう、注意してください。

トイレのロータンク(手洗い付)

手洗い器の上ブタにビー玉など装飾品を置いて、穴を詰まらせると、ロータンクに水が流れ込まないため、ボールタップが機能せず水が止まらずに漏水事故につながるおそれがあります。

バルコニー・廊下の排水口

バルコニー・廊下は防水してありませんので、漏水するおそれがあります。排水口の枯れ葉やゴミはこまめに取り除いてください。エアコンの水は排水溝または決められた排水口まで導いてください。

玄関の床

防水してありませんので、掃除の際散水は厳禁です。

流し台・洗面化粧台

無理な品物の出し入れで、流し台・洗面化粧台下の配管を傷つけたり、接続部分を緩ませると、そこから漏水しますので注意してください。

洗濯機用防水パン

洗濯機パンの下は防水してありませんので、洗濯機を設置する際ひび割れをつくらないように、また排水ホースは排水口に確実に接続してください。

ユニットバス

毛髪・糸くずで排水口がふさがれてしまうと、浴槽の水などが排水されず、浴室から水があふれ出してしまいます。こまめに掃除してください。

水栓の閉め忘れ

断水の際、閉め忘れた水栓から復旧後に水が流れ続け、水をあふれさせてしまうことがあります。断水の時は注意して下さい。

ジャロジー(ガラリ窓)

風雨の強い時は、雨風が吹き込むおそれがありますので、テープで目張りをしてください。

電気温水器

電気温水器からは、余分なお湯が排水口に流れます。排水口にゴミが詰まらないように注意してください。

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