借地権の売却に関するご相談・お問い合わせは(東京23区)
フリーダイヤル:0120-917-093

TOP > トラブル事例&解決事例 > 4. その他の事例

トラブル事例&解決事例

[13] この借地は誰のもの? ひとつの借地に3人の借地権者が…

「借地権を売りたい。地主は承諾している。ただこの借地には、あと2人の借地人がいる」
こう言ってこられた借地人さんがいました。
まず、地主さんに話をうかがいました。 「そもそも、うちは1人の人に貸していた。いつの間にか、こんな形になってしまった…」
地主さんの話のとおり、この借地は最初1人の人が借りていました。借地人が代替わりするうち、全部で3軒の家が建つようになってしまったのです。 この3人の借地人はいとこ同士で、借地の上の適当な場所にそれぞれ家を建てたわけですが、地主さんもそれは了解していました。
建物は、3人の借地人さんの名義で登記されています。借地権は、建物が登記されている3人の共有(準共有)になります。ただ、借地人さんそれぞれの借地範囲がハッキリしていません。
借地範囲がハッキリしないため、地代も等分して払っていました。
1軒だけのときは9万円でしたが、2軒のときはそれぞれ4万5000円、3軒になったときは各人が3万円ずつの地代になっていました。
相談に見えた借地人さんは、借地の真ん中に家を建てていました。

「私も、どこからどこまでがその人に貸している土地か、わかりません。その人が売りたい借地権は一番いい場所ですよね。ちょっと、御社のほうで整理してくれませんか?」
地主さんからの依頼で、さっそく整理を始めました。まず、残りの2人の借地人さんの意思確認です。
その結果、相談に見えた方以外に、もう1人の借地人さんが借地権を売りたい希望でした。残る1人の借地人さんは、借地権を買いたいとのことでした。 この場合、解決策は次のようになりました。
地代が3等分されていることから、便宜上、3人の借地を3等分して借地面積を確定させました。
そのあと、地主さんと3人の借地人さんとの間で、売買の条件及び、借地の条件等を調整し皆さんが納得する形で、借地権を買いたい借地人さんに、借地権を売りたい2人の借地権を買ってもらいました。
こうすることで借地権が一本化でき、地主さんにも、借地権を買った借地人さんにも喜んでいただけました。
今回のケースは、関係者の皆さんが問題解決に向けて気持ちを合わせ、歩み寄っていただけたことが成功のポイントでした。

■ POINT

ひとつの借地に複数の借地人がいる場合、各人の借地範囲をハッキリさせる必要があります。まず、各人の借地範囲を早急に確定させることです。

借地権・底地に関するご相談や、「無料個別相談会」お問い合わせなども、お気軽にお電話ください!

PAGE UP
Contents INDEX