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トラブル事例&解決事例
その他のよくあるご相談事例についてご紹介します。
借地権は売れる―。借地権が実際に売買されるケースが増えるとともに、借地人さんの意識も変わってきました。
とはいえ、すべての借地が売れるとは限りません。いざ相続して、借地権を売却しようにも、どうにもできない方がいらっしゃることも現実としてあります。
大阪市などでは数軒が連なっている、いわゆる「長屋」があります。たとえば、1戸2階建ての建物が50坪の土地に4戸分、長屋の形で建っているわけです。
ちなみに、その長屋が建っている土地は借地です。「借地権は売れると聞いているので、長屋でもそれなりに売れるだろう」相談に見えた方は、父親が独居で4戸のうちの1戸に住んでいました。
その父親が亡くなり、借地権を相続したのですが、自分では利用するつもりがないので売ろうと思って相談に訪れました。
ところが、こうした借地権を第三者に売るのは、非常に難しいのです。
「このような借地権は、第三者には売れません。地主さんに買い戻してもらうか、隣の人に売るぐらいしかありませんが、まず難しいです。幸運にも『買ってもいいよ』と言ってくれたとしても、思ったような金額では売れません」と、お話しすると、「それはそうですよね」と言われる方がほとんどです。
結局、その借地権は隣の借地を持っている借地人さんに廉価で購入していただけたのでなんとか処理することができました。
地方公共団体によっては、建物の条件はあるものの、一定の条件をクリアすれば取り壊し費用の補助を受けることが可能です。
「ここは取り壊し費用の補助が受けられます。借地権も売りづらいですから、取り壊して地主さんに返したほうがよろしいかと思います」条件に合う方には、こうお話ししています。
今回のケースは、大阪市にはそうした制度がなかったので、隣の方が購入するという方法で解決することができました。
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